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午前10時から投資ファンドを営業としている会社でコンプライアンス研修を行った。 役員はじめ20名ほどの出席者に対して、ダスキン事件(ミスタードーナツ事業部の大肉まん未認可薬剤混入)の事例をもとに議論してもらう。 この事件を題材にした研修は、他社でも行ったことがあったが、今回は、裁判所が判断した部分は伏せておいて、まず、この不祥事について社内調査委員会がレポートを出した時点までの情報を書いたプリントを配布して、出席者には、取締役としてこのレポートを受け取った状況をイメージして議論をしてもらった。 このケースで発生する損害の項目や、対応の問題点など、参加者から順調に指摘が積み上げられた。 裁判所の判断を説明したうえで、蛇の目ミシン工業や、北拓銀行の最高裁判決なども説明し、裁判所の考え方も旧来より厳しくなっていることを説明した。 最後に、社長から、今後のコンプライアンスの徹底について宣言があり、110分ほどの研修としては、参加者の意識に残るよいものになったと感じた。 ダスキン事件は、有名な事例なので、会社名や商品名を伏せても、たいていの参加者は同社の事例と推測してしまい、同事件の教訓を踏まえた発言になりやすいと思われるので、次回以降は、さらにケースをシュールにしていこうと思う。 古田 |
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